(中期でパーカッションを担当した、あおちゃんのブログより)
(※管理人補足
あおちゃんは、パーカッションとして途中から中期組に参加しました。
もうイベントもかなり押し迫ってる時期でした。)
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イベントまであと1ヶ月しかない。
パーカッションに楽譜は存在しない。
曲を聞いてタイミングを覚えるしかない。
無我夢中だった。
仕事の合間にひたすら時間をみつけて聞き続けた。
音の数こそ少ないけど非常に目立つ。
間違いは許されない。
リハのたび、他のキャストの真剣さがびんびん伝わってきた。
ダメだしが続く中、気づくと3キロほど痩せていた。
そしていよいよイベント前日、昼到着を目指して軽井沢に向かった。
会場は思ったより広かった。体育館二つ分はありそうな感じだ。PA担当が運んでいる機材を見ると、すごい大規模で、まるで東京ドームか武道館コンサート。さすがに恐くなってきた。
会場準備を手伝ったり、控え室で個人練習をして過ごした。
その夜、会場を後にしたのは、10時半過ぎだった。
そして迎えたイベント当日。
関係者は8時半に会場集合。
通しリハをして昼過ぎにいよいよ開場。
なだれ込むように人が入ってくる。
250席があっという間に埋まってしまった。

私が参加した中期のメンバーはインド服や花柄シャツでサイケデリックを表現。私は真っ赤なパンジャビドレスでスタジオに遊びに来たインド人女性を演じた。
ドラマーの動きを見ながらパーカッションのリズムを刻んでいたせいか、幸いあがることはなかった。何度も繰り返し練習していたおかげで自然に体が動いてくれる。
そして…あっという間に終わってしまった。
ほっとしたとたん、地鳴りのような拍手と歓声が湧き起こった。
あらためて客席を見るとものすごい数の人が自分を見ている。
恐くて泣きそうになった。
イベントは5時間にもなった。
関係者みな自分の力を出し切り、とてもいい顔をしていた。
みんなで作り上げたという充実感にあふれていた。
感無量…そんな一日だった。
昨日、四谷で打ち上げがあり、写真をみせてもらった。
赤いパンジャビドレス姿の自分は別人のようにきれいだった。

ビートルズファンでよかった。
ジョンレノンが好きでよかった。
このつながりがずっとずっと続きますように…
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このイベントに参加した、プレーヤーの全員がそうだったが、あおちゃんのプレイに対する真剣さは、見ていて、一種切なくなるほどだった。前日に会場入りしてから、私は何度、楽屋で一人練習するあおちゃんを見かけたか知れない。
会場作り、リハ、その間のほんの少しの時間を見つけては、あおちゃんは練習し続けた。
パーカッション・・・音に配慮してのことか、その練習は楽器を使わないイメージトレーニングだった。イヤホンからは、セットリストが繰り返し流れているのだろう。あおちゃんは、楽屋の隅に座りこんで、何もない空中から、まるで見えているように次々と「楽器」を持ち替え、リズムを取っていた。
それを一人・・・延々繰り替えしていた。
私は、声をかけられないほど・・・、ただ彼女の想いを浴びた。
みな同じだ。
楽屋では、あちこちでそんな風景を見た。
もう・・数時間で始まるこのイベント・・・
絶対に絶対に、プレーヤーが気持ちよく演奏できる、いいイベントにしたいと、改めて思いなおした。